みなさんこんにちは、表参道ボットーネです。

ボットーネでは2025年冬婚・春婚に向けての打ち合わせが続々と続いており、先週末には来年6月に挙式を予定しているお客様がご来店されました。

ここ最近は新郎衣装選びのスタートが早いお客様が多く、ホテルウエディングやリゾートウエディング、カジュアルウエディングと皆様それぞれに思い描く挙式スタイルがありますので、色々とお話をお伺いしながらじっくりご提案させていただいております。

今回は『新郎タキシードの選び方と基本デザイン』について解説いたします。

結婚式場との打ち合わせが始まって「いよいよ衣装選びが始まる、、、!」という方やこれからウエディングドレスや新郎タキシードの試着を始める方、新郎タキシードをどう選べばいいか分からない…とお悩みの方は、是非参考してみてくださいね。

まずはタキシードのイメージを深めよう

普段着る機会のないタキシードを挙式当日、自分が着ている姿をイメージするのってなかなか難しいですよね。

花嫁のドレス選びが始まってから、衣装店を巡る中でそのお店に貸衣装のタキシードがあれば試着をしてみるというケースが多いかと思います。

そこで初めてタキシード選びもスタートするわけですが、実際にタキシードを試着することで『自分にはこんな色が似あうかもな』『形はこういう感じがいいな』と少しずつ着るイメージが膨らんでいくものです。

ボットーネでもフォーマルからカジュアルまで幅広くタキシードサンプルをご用意しており、『最初はイメージが沸かな、、、』という方でも色々とご試着いただきながらイメージ作りから始めます。

また試着まではいかなくとも、例えばボットーネのホームページやインスタグラムにはたくさんのお客様事例を掲載してありますので、実際に人が着ている写真を見ることでもイメージを膨らませることができます。

 

 

新郎タキシードのデザイン①衿の形

タキシードを着る上で『衿の形』というのが重要で、顔周りに近いことからタキシード全体の印象を大きく左右します。

タキシードの衿には2種類の形がありますのでそれぞれ見ていきましょう。

まずこちらは『ショールカラー』という丸味をおびた衿の形をしており、この曲線が柔らかなリラックスした雰囲気を醸し出します。

タキシードと聞いて、まず最初にこの形をイメージされる方が多いのではないでしょうか?

人気映画『007』でジェームスボンド役のダニエルクレイグが着ていることでもよく知られていて、映画を見てこの形にしたい!という方も多くいらっしゃいます。

タキシードとして定番のショールカラーはどんな体型・骨格の方にも似合いやすく、人気の形です。

こちらは『ピークドラペル』のタキシード。

ショールカラーとは全く雰囲気が異なり、衿が尖っているのでシャープかつ男らしい威厳のある印象を作り出します。

衿の形によってフォーマル度に差はないのですが、見た目の雰囲気からするとピークドラペル』方がよりフォーマル度が高く、カッチリと見えるのも特徴です。

このピークドラペルは背の高い方や筋肉質な方によく似合う傾向があり、特に胸板が厚い方がピークドラペルのタキシードを着こなすと非常にたくましい雰囲気になります。

襟の形はショールカラーとピークドラペルの2種類だけですが、実際に着用してみるとそれぞれ表情が異なりますので、どちらの形がしっくりくるかじっくり考えましょう。

 

 

新郎タキシードのデザイン②ベストの形

タキシードに合わせるベストの形も大きく分けて2種類あります。

こちらはボットーネで『U字ベスト』と呼んでおり、胸元が大きく開いた形をしているのが特徴です。

タキシードの衿がショールカラーともピークドラペルとも相性がよく、どちらもリラックスしたエレガントな雰囲気を演出することができます。

こちらは通常のスーツでもよく見かける『V字ベスト』。

タキシードの衿の形はどちらも合いますが、強いて言うのであれば直線的な『V字ベスト』にはピークドラペルの方がよく馴染んで見えます。

スーツにリメイクしたあとも『V字ベスト』だと様々なシーンで着用できるので、リメイクを第一に考えている方にはこちらがおすすめです。

 

 

新郎タキシードのデザイン③シャツの形

タキシードに合わせるシャツにも2種類の形があります。

基本的にはどちらも『ウイングカラー』という衿の形をしているのですが、こちらは『ピンタック仕様』のシャツ。

胸元にプリーツが入っていて、シャツ単体で見ても非常にフォーマルな雰囲気があります。

袖に付けるカフスボタンのように、胸元にスタッズボタンというオニキスの鉱石で作られたボタンをつけることで、さらにフォーマルな雰囲気を高めてくれます。

フォーマルなタキシードや胸元が深く開いた『U字ベスト』との相性がいいです。

こちらは『比翼仕様』のシャツで、一枚布が被さりボタンが一切見えないように隠しているデザイン。

これには理由があり、昔はシャツ=下着であるという概念から、「下着のボタンをみせるなんて恥ずかしい…!」という目的で生まれたデザインだそうです。

現代的に考えると、シンプルですっきりしたデザインの為いろんなタキシードに合わせやすいという特徴を持っています。

『比翼仕様』のシャツはカジュアルな雰囲気のタキシードや『V字ベスト』と相性がよく、スーツにリメイクしたあともこのタイプであれば結婚式などに着ていくこともできます。

 

 

タキシードはタキシードの専門家にお任せください!

今回は『新郎タキシードの基本デザイン』をご紹介させていただきましたが、自分達の結婚式にぴったりのタキシードを、自分達だけで判断して決めていくのはとても難しいことだと思います。

ですから、私達のようなタキシードの専門家がいるんです。

 ・タキシード選びって思ってたより大変…

 ・何から手を付けたらいいか分からない

 ・私達の結婚式には、ズバリどんなタキシードがおすすめ?

何か少しでも悩むことがありましたら、お気軽にボットーネにご相談くださいね。